7月26日からコロナワクチンの個別接種を開始しました。私たちも初めての試みでしたのでシステムを理解するのには少し時間がかかりましたが、できるだけ多くの皆様に早くワクチンを接種していただきたいと考え、宗像市のコールセンターで予約を取ってもらい接種を開始しました。ところが7月末の時点で、宗像市のワクチン接種予約枠は8月いっぱいまですべて埋まってしまったことを聞きました。そのため当クリニックではコールセンターを利用せずに、直接クリニックでも8月中の接種予約を受け付ける方針としました。ところが、予測よりもかなり多くの接種希望者がいらっしゃって、すぐにその予約枠もいっぱいになってしまいました。このような状況でもあり、ワクチン接種はなかなかスムーズにいかないかもしれないと心配していましたが、明日8月20日9時から宗像市の方で9月分のワクチン接種枠の受付が再開されるということがわかり、少し胸をなでおろしホッとしている所です。
ワクチン接種をすることでコロナウイルスによる感染症の発症を抑制したり、感染しても重症化しないようにすることができます。現時点で私たちが自分でできる最善の行動です。副反応について怖い話が『うわさ』になっていますが、接種した腕の痛みや発熱が主な症状で、まれに倦怠感や頭痛などを訴えられる方もいますが、割合としてはかなり低いようです。
これらの症状(副反応)はお薬でも十分に対応可能であり、ほとんどが一時的な症状です。副反応よりも感染して重症化した場合や後遺症が残ってしまう方が『より恐れるべき症状』だと思われます。とはいえ、ワクチン接種が必要な方の2回目の接種率はまだ4割程度のようですので、残りの8月および9月ともに個別接種会場として協力していきたいと思います。ご心配なことがありましたら受診の際にご相談ください。